コザクラインコを飼い始めてからペットショップにいくと様々な種類の餌、売ってますよね。
この中から選ぶといっても初心者だと全くわからない。
これからもコザクラインコを健康に安全に育てたいので餌について調べました。
コザクラインコには何を与えればいい?
コザクラインコは穀物と種子を食べる「穀種性」の鳥です。
基本的にはペットショップで売っている餌で主食はなんとかなります。
ただし、何を選ぶかで副食を検討しなければならないため注意が必要です。
やはり生き物なのでバランスの良い食事が基本ですね!
ペットショップに売っている主な餌の種類は?
【シード】よく見る種子の餌です。種子の種類としては「ヒエ」「アワ」「キビ」になります。まれにカナリアシードが含まれていたりするものがあります。さらに殻付きor殻無しで選ぶことができます。ヒエは脂質が多く、キビは高たんぱくなど栄養の特徴はありますが、初心者は気にしなくてもコザクラインコ対応の配合餌が売っています。
【ペレット】インコに必要な栄養が考えられた総合栄養食です。様々な食材を粉砕し加工し成形されたもの。これがあれば基本的には完結します。これもコザクラインコやボタンインコ対応のものを選びましょう。
【野菜】野菜は副食になります。インコが食べる野菜で有名なのが小松菜です。主食が足りない場合にプラスアルファすることでインコの健康を助けます。
【その他】ボレー粉や鉱物飼料などのビタミン、ミネラルを補えるサプリメント的存在のもの。
ペレットで完結できるならペレット一択じゃだめ?
結論としてはペレット一択でOKです。
近所のペットショップでも「ペレット食べるならペレットの方がいい。」とアドバイスをもらいました。
しかし、ペレットにも欠点はあります。
ペレットの欠点3つ
・シード食の方がインコにとって「おいしい」ようで食いつきが良い。
・ペレットを食べない(好まない)個体がいる。
・ペレットを食べるように慣れさせる必要がある。
そう、ペレットのような存在は自然界にはなくインコに慣れさせなければ食べてくれないのが問題です。
ウチのコザクラインコは生後1カ月半ほどですが、ペレットは今のところ好んではいないです。
クチバシでつまむのですが割ってボロボロと床にこぼして終わり、、という感じです。
次はシード食のメリットとデメリットも見てみましょう。
シード食の場合のメリットとデメリットは?
シード食の場合もメリットとデメリットが存在します。
シード食の利点
・おいしい
・殻付きはプチプチと食べるインコのストレス緩和を助ける
・水分が多少補える
シード食の欠点
・殻がとぶので掃除が大変
・ビタミン、ミネラルの栄養が偏りやすい
インコの食事の喜びを考えるとシード食なのですが副食を与えるのが結構大変です。
副食は野菜で補ったりボレー粉(牡蠣の殻を砕いたもの)を準備しなければなりません。
野菜となれば鮮度や農薬の使用の有無にも気を使わなければならなりません。
シードとペレットを混ぜてもいい?
基本的には混ぜてもいいようです。
むしろペレットを慣れさせるためには混ぜて少しづつペレットの配分を増やしていく方法があるようです。
ペレットの割合が7~8割あたりから副食は必要ないといわれています。
ペレットの粒が大きくて食べられない場合は砕いてシードに混ぜて慣れさせていきます。
ペレットはメーカーにより味も異なるのでいろいろと試すのがセオリーです。
ペレットを全く食べないコザクラインコ
ペレットが全然だめならあきらめてシード食で食事構成を考えていきましょう。
そこで登場するのが野菜やボレー粉です。
ただ野菜と一言にいっても選択を間違えるとコザクラインコの元気がなくなってしまいます。
コザクラインコに与えていい野菜
・小松菜
・豆苗
・パセリ
・チンゲンサイ
・ゆでたニンジンやカボチャ
・春菊
コザクラインコに与えない方がいい野菜
・レタス、白菜(水分が多い。水分補給目的なら良い。)
・ホウレンソウ(カルシウムの吸収を阻害する物質が含まれる。)
・アボカド(インコに毒となる成分が含まれる。)
・アブラナ科のキャベツ(病気になるリスクがあるため。)
コザクラインコのミネラルを補給するもの
・ボレー粉(牡蠣の殻をくだいたもの)
・カトルボーン(イカの甲)
・塩土などの鉱物飼料
基本的な副食は以上の通りです。
もしシード食がメインなら副食を適度に与えましょう。
基本は無農薬野菜です。
毎日野菜を与えられない場合はサプリメントを購入してシードに混ぜる方法を検討しましょう。
またカボチャやニンジンは糖質も多いため肥満には気を付けましょう。
ここでは登場しませんでしたがヒマワリの種も脂質が多いので注意が必要です。
コザクラインコの適正体重50~55gを超えないように餌の配分を覚える必要があります。
肥満は人間でも同じく万病のもとです。